From DROPOUT
TRACK LIST
- 01.やさぐれカイドー
- 02.モノローグ(ドラマ「10の秘密」主題歌)
- 03.クラッカー・シャドー
- 04.スライムライフ
- 05.chills?
- 06.Caffeine
- 07.猿上がりシティーポップ
- 08.夕暮れに映して
- 09.ガッデム
- 10.エニーワン・ノスタルジー
- 01.やさぐれカイドー
- 02.猿上がりシティーポップ
- 03.ドロシー
- 04.クソフラペチーノ
- 05.クラッカー・シャドー
- 06.夕暮れに映して
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SELF LINERNOTES
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やさぐれカイドーby 秋山黄色
1番自分らしい曲です。ドライな音質ですよね 具体的に説明したことはないんですけど、いろんな影響が様々なブロックに入っています。当時、ニルヴァーナが好きでベースで歌いたい欲があって、スリーピースで友達とスタジオに入って3人ともマイクに向かったんです。でも、全員動いてるのは立体的じゃないような感覚があって、楽器から手を放して歌ってみました。当時、即興で曲を作っていたので、セッションを映像で残していました。記録して後で見返したかったんです、「この曲よくない?」みたいな。ラップもすごく好きなんですよ。でも、自分でやるならRADWIMPSがたまにする早口とか。ドミコとか ヒップホップのアティテュードでないタイプのフロウにしたくて。タイトルは全楽曲中で1番ダサいですよね。友達に「やさぐれカイドー」でメールしたら笑われました。ゲームキューブで『クリスタルクロニクル』というゲームがあって。友達と4人でゲームボーイ・アドバンスに繋いでやるんですけど。あれの1面がリバーベル街道っていうんです。“街道”で、ゆるく前進したり、たまに走ったり、落ち着いたり、怒ったりという脳内の動きを歌詞で表現しました。
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モノローグby 秋山黄色
イントロの長さ、楽曲の構成、サビに入るときのギミックなど、ドラマ主題歌ってどうあるべきなんだろうということを、キャラじゃないように思われるかもしれないけど今回はその辺と凄く向き合いました。そうしたことで技術的な面で成長したと思いますし、何より楽しみながら作れました。ドラマ脚本も読ませていただき、自分なりにドラマを想像し、自分の経験したことや自分の持っている言葉を重ねてみました。歌詞にも是非注目して欲しいです。聴いてくれる人が共感できる要素もあるんじゃないかな。「モノローグ」が作れたことで、構成やスキルなど次のステップに進めたかもしれません。
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クラッカー・シャドーby 秋山黄色
「やさぐれカイドー」の前に完成した曲です。タイトルに“シャドー”って入れたくて、シャドー感を音で表現したかったんです。歌詞で、“薄暗い”ってワードがあるんですけど、当時よく行っていたバーが薄暗かったんですよ。楽器も置いてあって、マスターがドラムをやってる人で。俺らがセッションしてると「混ぜて」みたいな感じで。そこで「クラッカー・シャドー」が生まれました。歌や歌詞も、即興のセッションなんですよ。人が思うセッションって、もっとソロを回してって感じだと思うんですけど、邦ロックのセッションなんです。偶然、俺は歌詞をいっぱい出せました。ラップのフリースタイルの邦ロック版みたいな感じで。ほんとはオシャレな曲なんですよ。いや、オシャレだと思ってるんですよ。歌詞のせいでサウンドの捉えられ方が狙ったものと違う反応がきているなって。歌い方やベースの弾む感じとかね。個人で普通に楽曲をSoundCloudやYouTubeにアップしていた頃に「オシャレな曲ができました!」ってツイートしてましたから。“ドー”って伸ばすのも、オシャレだと思ってるんですよ。そういう目線で改めて聴いてほしいですね。
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スライムライフby 秋山黄色
新しめな曲です。これもセッションから生まれました。Aメロはちょっと違いますけど、Bからサビまでは宇都宮のスタジオで即興で歌った内容で。Aメロは新しく書き直しました。歌詞は、どれだけ語感重視で遊ぶかを大事にしています。でも、遊ぶことが許されるかみたいな比率って日に日に変わってきてますよね。意味のある深い歌詞を書かなきゃって思いはじめていて。でも、“なんかわからないけど、かっこいい!”みたいな歌詞も書きたいんです。当時、飲み屋とかで「本を読め!」って言われて。俺、本を読まないんですよ。そんな曲です。まったく深読みしなくていい歌詞。無知で浅いやつは、浅くて悪いでいいじゃないですか。でも、迫害されるのは違うというか。こっちは学ばない代償を払っているつもりなので。そういうヤツがいてもいいでしょっていう。タイトルのスライムは、めちゃくちゃ弱いけど、めちゃくちゃアホみたいに笑ってるじゃないですか。そういう生活でいいっていうことですね。弱いから淘汰されちゃうんですけど、それでも自分が思っているなら、それでいいじゃんって。でも、最近は本を読んでます。忌野清志郎『ロックで独立する方法』とか。
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chills?by 秋山黄色
この曲は本当に意味がないですよ。歌詞って考察されるじゃないですか。「意味わからないだろうな?」くらい伏せて歌詞を書くときもあって。でも、たまに答えまで辿り着く人がいて「すごい!」って気持ちになることもあるんですけど、この曲は本当に意味がないです。これもまたセッションから生まれました。これも宇都宮のスタジオです。イントロで簡単なリフをずっと弾いているんですけど、セッションから生まれたフレーズで。セッション自体は古いですけど、楽曲に直したのは新しいですね。ビデオで残していて全部覚えています。最近は、曲を作ろうと思うとき、降ってくるのを待ちます。いいフレーズが思い浮かんだから作ろうっていうのが基本的なワークスタイルで。でも、適当に作りたいときは、過去のビデオを見返して「ここからここまでのセクションがいいから曲にしよう」ってはじめますね。楽曲は、日々の日記なんです。自分の中でやりたいことの流行りがあって反映されているっていう。サウンド感で新しさを感じられたとしたら、それはミックスのおかげですね。チェックのとき、度肝を抜かれました。かなりミックスで雰囲気は変わった曲ですね。
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Caffeineby 秋山黄色
作ったのは2015年です。アルバムのなかでいうと2番目くらいに古い曲です。デモはなんていうかPerfumeみたいでした。CUBASEっていうソフトで作ったのですが、ピッチ補正機能がないんですよ。18歳ごろで金出すのも渋っていてフリーで使えるソフトを活用して。音源って、クオリティーの高さを表すときにピッチが重要じゃないですか。そんな考えもあって、当時の曲のデモは全部ケロケロな声でした。ピッチを正しくしたいためにね。タイトルの意味はそのままカフェインです。日常的に摂取して、気づかぬうちに中毒性の高さで危険になっていくっていう。歌詞は、そんな不安感みたいなものを書いています。みんなも気がつかないうちに積もり積もっていることがあるんじゃないかなって。当時、コーヒーをすごい飲んでいて。でも、後に気がつくんですがカフェインが身体に合っていなかったんです。1、2杯で手が震えるんです。それで書いた曲。当時、僕は『Caffeine』ってタイトルで14曲くらいを詰め込んだCDを作って友達に配りました。「車でかけてよ!」とか言って。白いCD-Rにマジックでタイトルを書いて。当時、それほど好きだったんですよね、カフェインが。
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猿上がりシティーポップby 秋山黄色
この曲で“秋山黄色”を知ってくれた人が多いのかな。最近、思い出したんですけど、ミニアルバム『Hello my shoes』にどの曲を収録しようかと当時のチームと話したとき、「猿上がりシティーポップ」を入れたいって言ってくれた人はディレクターひとりしかいなかったんです。僕のなかでも、その時は正直そこまで思い入れも強くはなかった。今は違いますけどね。当時はまだ、ライブも1回くらいしかやってなかったから、ライブでの印象もなくて。通常、CDってライブで人気の曲を入れたりするじゃないですか。作ってる側としては、音源で作っていて、もっといい曲があるのになぁ……なんて思っていたり。でも、当時を振り返ると地元でも好きと言ってくれる人は多かったです。なので完成したときは嬉しかったです。でも、ライブで歌いすぎてさすがに少し飽きてきましたね。デモはたしかYouTubeにワンコーラスだけあがってます。後半がすごくきれいに録れていて。歌詞もいい塩梅かなって、今読み返すと思います この頃って誰かに刺さるためとか、ウケようって発想がないじゃないですか。ただ好きで作ってるだけだから。たぶんいい感じの波に乗っていたのかもしれません。
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夕暮れに映してby 秋山黄色
家に、たまたまエレキがないときに「曲を作りたい!」と思って、急遽アコギで作りました。ひさしぶりにアコギを触ったのでジャカジャカ感がありますね。最初のドゥンドゥンドゥドゥンみたいなリフがあるんですけど、あれが最初にできて。スッタカスッタカ、マーチングっぽくなる予定だったんです。でも、意外とドラムが合わなくて、疾走感が生まれました。途中まではストリングスやピアノを入れて可愛くする予定でした。 “秋山黄色らしさ”を客観的に考えてパッケージとして落とし所を探した際に、最終的にこんなバランスになって。個人的には「アコギでやってみよう!」という曲は、そこまで新しくはないんです。ボツになったいい曲がいろいろありますね。歌詞は時間かけて口馴染みよく、早口みたいな感じで。文字数合わせるのがけっこう大変でした。こういう曲がライブでやれるといいなって気持ちは録るときからありました。全楽曲のなかでも歌いやすい曲かもしれません。アレンジとしては、意外とコードチェンジも多いので難しい曲かな。ポップスを作るという精神は大事だし、聴くたびに思い出せるからアルバムに1曲は欲しいなって思うタイプの曲ですね。
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ガッデムby 秋山黄色
当時、「クソフラペチーノ」とかこんな曲しか生まれない時期があって。これもセッションがきっかけで生まれた曲です。でも、セッションの形が残ってるのはサビくらいですね。3コード・パンクが楽しくてしょうがなかった時期でした。実は、デモ音源と出来があまり変わらないです。すげぇ叫んでるところは、デモの声を使っています。新しく録音もしたんですけど「デモの声の方がいいね!」って。「クソフラペチーノ」も、要所要所にデモの素材を使っていました。俺の友達の声も入ってます。この頃は、当時好きだったメロコアばっかり聴いていたんでしょうね。周りが就職したり、生きるのが辛かった時期に作った曲でした。成人式、俺だけ髪の毛が緑色だったんです。無職丸出しで。でも、いま歌詞を読むと「お前ちゃんとやれよ!」って思いますね。成人式の下りも書いていて、当時は子ども心を忘れずにいたかったんです。でも、すごいでかい代償を払わされるというか。「就活とか好きな人がやればいいんじゃない?」って思ってしまった節があって。なのに、当時は音楽を作ってることをめちゃくちゃバカにされて爆発しましたね。これまで、ワンマンライブで1回だけやった曲です。
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エニーワン・ノスタルジーby 秋山黄色
好きな曲です。ふと、曲を作りたいなって思ったときに、歌詞のストックがなくなっていて、珍しく詞先で作りました。もともと僕は歌詞を書き貯めてる派ではなかったんです。セッションして即興で歌ったものをキープしたり、曲を作るとき、同時に歌詞を書くことが多いんです。そんなことから、帰宅途中にメモでバッて書こうと思って書けた歌詞ですね。他の歌詞と比較して読んでもらうとわかると思うんですけど、詞先だと文章っぽくなるんだなって。悪くはないんですけど、精神的にはすごく疲れました。すごい素の歌詞というか、本来自分が思っていることはこういうことだよって伝えたくて。こっちの方が本質だと思うので、詞先で素直に歌詞を書くとこうなりました。それこそ全然やさぐれてないですよね。セッションの際、フリースタイルだと刺激的な言葉や語感重視になってしまうので。ちなみに楽曲の方向性が様々なのは、音楽がもともとそういうものなんだと感じています。ジャンルっていうと俗っぽいですけど、音って究極に無限な現象の気がするので。たかだか空気の振動でこんなに楽しめることも不思議だなと思っています。
MOVIE
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『Caffeine』Music Video
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「From DROPOUT」全曲Trailer
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『モノローグ』Music Video
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『モノローグ』Lyric Video (short ver.)
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『夕暮れに映して』Music Video
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『クラッカー・シャドー』Music Video
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『猿上がりシティーポップ』Music Video
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『やさぐれカイドー』Music Video
1ST ONE MAN TOUR
一鬼一遊 TOUR
- 2020.4.11 SAT NAGOYA:APOLLO BASE
- 2020.4.12 SUN OSAKA:梅田Shangri-La
- 2020.5.01 FRI TOKYO:渋谷CLUB QUATTRO